御分霊社・関連神社

当社の御祭神大己貴命・少彦名命は古来から医薬神として信仰されています。

 

平安時代に「薬師菩薩明神」の称号を賜り、神道の神様ですが、薬師菩薩という医薬の仏様のお名前も併せていただいという大変珍しい神社で知名度が高かったようです。

 

医療技術が発達していなかった時代、人々は神仏に頼るほかなく、全国各地でお薬師様をお祀りしたお寺(薬師堂)が創建されました。

 

残念なことですが、明治時代の政策により多くのお寺が廃寺になりました。

長年お世話になってきたお薬師様、薬師堂を残すために、当社の御分霊をお招き(御祭神を同じに)して「磯崎神社」「薬師神社」と名称を神社に変えて難を逃れた所があります。建物がお寺の様式になっている薬師神社が見受けられるのはこのためです。

 

御分霊をお祀りしたり、名称が似ている神社が全国に点在しているのは、幕末の水戸学の広がりや、常陸国を治めていた佐竹氏が秋田に国替えになる際に当社を勧請したことも影響しているとも考えられます。

 

ここでは当社と関係があると思われる神社をマップ上で印をつけました。すべてを網羅しているわけではありませんし、訂正が必要なこともあるかもしれません。まだまだ研究段階ですので不備等があるとは思いますがご容赦ください。

 

※神社名は地名を表す場合が多くありますので、磯前(崎)神社すべてが当社と関係があるわけではありません。

※多くの薬師神社の御祭神は当社と同じく大己貴命・少彦名命ですが、すべてが関係があるわけではありません。

※古書によって当社の表記が「洗磯前神社」となっています。「大」がついてない神社は、この影響と思われます

 

 

 

 

 

文政年間(1804~1830年)に書かれた「常陸紀行」には「大洗神社本邦医家の始祖」とあります。

 

 

赤→御分霊をお祀りしている神社。

  (関係がはっきりしている神社)

紫→社名が同じ神社

青→関連が考えられる神社

(社名がほぼ同じ、薬師信仰からきている磯前神社等)

緑→昭和時代に御分霊をお祀りした神社

 

 

?→資料に記載があるが確認できない神社